なんか、ちょっとそんな話が出たので^^
皆さんは、CDの74分を誰が決めたか知っていますか?
それは、クラシック界の指揮者では、この人を置いて語ることができないカリスマ指揮者「カラヤン」なのです。
カラヤンがベートーヴェンの第九が74分なので、CDが74分になったそうです笑
ま、諸説あるそうですが、ご興味ある方は色々調べてみるとエンジニアさんの苦労とか裏方さんとの攻防も見えて楽しいですよ☆
そして、私の尊敬する先生の一人は、そのカラヤンの相棒レオン・シュピラー先生です。この方から、コンマスとは、というのを背中で教えて頂いたと思います。
オケの後ろ側から見て、背中でも音楽を感じる人。飛び越えた使命感と、何よりお名前は、「弾く人」英語のプレイヤー。
その為に産まれてきたようなお方でした。
厳しいけれども、忘れないユーモア、また苦しい時は、けして責めず、手を差し伸べる。皆を同僚と、暖かく感じて接して下さる様子は、本当に、先生と慕いたくなる、
そんな方で、ずっとあこがれの人です。
20〜30代前半に頂いた素晴らしい財産です☆
一度、シュピラー先生に聞いてみたことがあります。カラヤンは、実際どうだったのですか?と。
1言。「カリスマ」と。
そして、つけ加えて、
「リハーサルはとても厳密に棒を振り、厳しかった。でも本番では、私たちに委ねて、あまり棒をふらず自由にさせてくれた」と。
年々、この発言の重みを感じます。
本当に自分も鍛錬して、同時に人を尊重する気持ちがなければ、これは、そうやすやすとできる事ではないからです。
千里の道も一歩から。
輝く事をあきらめないように、
今日も、しようと思いました。
〜さかなかみゆき〜
Violin.Viola奏者 ソナーレ音楽アカデミー主宰 Arrange.Compose(healing music) 趣味はピアノ。2019年から作曲開始。 ヨーロッパの伝統奏法をベースにジャズ、民族音楽等携わり、現在、アンサンブルアレンジやヒーリングと融合した初級からの〈猫と眺む癒やしの音絵本・花鳥風月〉では女性という視点から自然をみつめる。伝統から革新まで「音」にできる事を愛している。
0コメント